漫画「あの子は僕が好きじゃない 僕だけが気付いてたはずの○リ巨乳地味系文学少女」を無料で読むには？配信サイトや漫画アプリを詳しく解説

レビューコメント

• エロは、主にクラスメイト視点で進んでゆき、好きな女の娘がすでに他の男に取られていたというNTR系統の作品である。クラスメイトの嫉妬や屈辱といった負の感情がNTR演出を底上げしており、破壊力がある。 例えば、ヒロインをものにしている男は女遊びになれている先輩である。この点だけでもコンプレックスを刺激されるのだが、その後も重い。クラスメイトは自分の方が大事にできるとヒロインに訴えるが、それに対する彼女の答えはずしりとしたものだからだ。 肝心のセックスシーンでは、先輩とクラスメイトではヒロインの反応ははっきりとしている。先輩とは激しいプレイに合わせた耽溺ぶりであり、心からの快楽に浸っている。一方、クラスメイトとは押しつけられた愛に仕方なく応えるといった風情であり、憧れの娘とできる悦びよりもむなしさの方が強い。このギャップがNTRジャンル特有のエロスを大きくしている。 本作が独自のブラックな味わいを持っているのには、クラスメイトとヒロインの認識の違いが最悪の形で表面化したことにある。思春期特有の恋への期待が叶わなかっただけではあるが、ヒロインのきっぱりとした拒絶と先述の負の感情の暴走がきっかけとなり、本作のような展開となってしまった。せめてもっと穏やかな解決はなかっただろうかと思わせるこのやるせなさがユニークな魅力である。
  
• 作品の内容的にはこの作品の概要に書かれている事が全てであるので省く この話は最初から結論が出ており、主人公がどう立ち回ろうと結末は変わる事は無かった NTRやBSSで良くある、もっとこうすればとかもっと早く動いていればとか、そう言う事は一切無い 現に主人公は即座に動いたし、アクションも良し悪しは別にしてやれる事はやった その結果がこの無惨な結果になった訳だが必然でしか無い タイトル通り「あの子は僕が好きじゃない」からだ 話しかけてくるだけの弱くて格好良くも無い同級生でしかなく、彼女からすれば価値の無い男であったと言うだけ この作品の悪役は誰なのかと言えば、明確に彼女である 彼女を食い物にする先輩は悪くない、何故なら同意の上での関係だからだ 主人公はどうだろう、途中から脅迫じみた事も暴力にも至ったがそれは結局彼女を思うあまりであった 彼女は単純に明確に拒絶すれば良かったのだ、それだけで彼は引かざるを得なかったからだ 彼女が彼を受け入れた意図は先輩を庇う為ではない、プロフィールにある「男を翻弄し、支配する女」に浸りたかったからである そして極め付けに最後に先輩を庇って恩を売ることに成功し、ある程度の支配権を得た 凄まじい悪女だと思う、今はこの程度だが成長した彼女はきっと理想通りの女になるだろう この話は好きになってはいけない女に恋をしてしまった、と言う話である
  
• 放課後に会う地味なクラスメイトが手癖の悪そうな先輩とセックスしているのを見てしまい、正義感から女の子を救おうとする話。 ややBSS要素。暗いけど物語性が高くて面白かった。 ヒロインは先輩とのセックスで充足感を得ているのに、主人公は自分の正義感から救おうとしてしまっている。二人の視点が全く交わっておらず、主人公の決めつけからの行動が空回りしていて痛々しい。 また先輩は意外といい人のようにも見える描写もあるので、主人公の痛々しさが倍増する。